商取引・契約法務
企業に損害を与えられた場合、あるいはその恐れがある場合、訴訟による解決が考えられます。しかし、一般に訴訟は、時間、コスト、現実的回収可能性等の点で、様々問題がありますし、ひとたび企業が法的なトラブルに見舞われると、その対応に割かれるコストが日々積み重なっていきます。トラブルとなっている相手だけではなく、そのほかの取引先や顧客からの信頼も低下するなどのレピュテーションリスクもあります。
本来であれば契約書等の証拠により迅速に解決できたはずの問題に多大な労力と時間を割かなければなりません。たった一つの法的なトラブルで、企業が被る損失は膨大なものとなってしまうのです。そのようなトラブルを避けるため、ご依頼者様と取引先との間の取引の際に重要な役割を果たす契約書のチェックは欠かせません。しかし、契約書をチェックしようにも、条項で何が自社に不利益となるかは一見して分かりにくく、条項が複雑で、ときには契約書が数十ページに及んで読むのもうんざりするようなことがあります。
当事務所では、ご依頼者様が以上のような問題を抱えないように、又は仮に抱えてしまったとしても迅速に解決できるように、法的知見を生かした助言、文書作成、交渉などの業務を行なっています。現時点では問題を抱えていないという場合でも、将来への備えとして、当事務所の弁護士にご相談頂ければ幸いです。